クリスマスに雪を降らせた白いフレブル

フレブル「平良がんじ」君が亡くなって三日目の朝。
今日は葬儀の日です。12月25日。世間はクリマスなんです。

キャンプかわいいセーター

彼の亡がらをカートに乗せて残りの2匹と最後のお散歩です。
さわやかな冬の青空ですが、この日差しが彼の保冷材を溶かしそうで。
せっかくの散歩日和もそんなにありがたくないんだ。

いつもの散歩コースを回って
彼がかじった公園の木やベンチを見てまわりました
彼が勢いよく上った滑り台
かじろうと格闘したタイヤのブランコ
このブランコは新しい別のブランコになってしまいました。
天国でかじれるように虹の橋に移設されてたんだね。

葬儀は「ペットPAPA」さんの火葬車でおこないます。
こういう車があるんですね。
一見普通のトラックの中に火葬炉が入っていて煙も匂いもでないのです。
そのへんに止まっていても宅配便ぐらいに思うでしょう。
中で高温で完全燃焼してしまうようです。
ペットロスカウンセラーでもある代表の方が担当してくれました。

場所はペットPAPAさん推薦の板橋区のとある原っぱ。
なだらかな起伏に歩道が蛇行していてペット連れもよく通る。
ここはいいなあ。
天国のドックランのイメージにとても近いじゃあないか
よくこんな場所を選んだなあ〜
またぼくらの聖地が一つ増えた。

彼の亡がらを台に移し、花で飾り付けた。
君は白いから淡いピンクの花がよく似合う
君がかじりそうな木の枝。散歩中にピータンが拾ったんだよ。
ペットフードにおやつ。いろんな食べ物をプリントアウトした紙
君は何でも食べたから好きな物が分からなかった
飼い主さんのいる沖縄経由でいけるようにウチカビも持たせるよ
沖縄ではあの世専用のお金が必要だからね
東京のスーパーには売ってないからカミさんが作ったよ。天国用のお金。
そして君への手紙を読む。
読み終わってしまえばほんとうに最後のお別れだ
火葬炉のドアが閉まる
ほんとうに、ほんとうに お別れだよ。がんじ。

火葬している間、残りの2匹を側で散歩させていると
ポツポツと雨が降ってきた。雨というよりあられかなこれは。
車の方に戻ろうとすると、なんとそれは雪になった
雪だよ。雪!。今年初めて雪を見た。
なんてこった。がんじの火葬中に雪が降ってきた!
俺たちが側を離れたから降らせたのか?
白い犬だから白い雪を降らせたのか?
君からのお別れなのか?
なんてやつなんだお前は
最後の最後にこんなこと、信じられない。
まるで奇跡のようじゃあないか。
ほんとうにおまえは凄い犬だよ
最後に雪を降らせるなんて。
2人で車の中で泣いた

雪はほんの10分ほどで雨になり、そのあとは降らなかった。
がんじとのご縁を作ってくれたふがレス代表の佐藤さんを迎えに行き3人で話しながら収骨を待った
そのうち、雨も止み、いつのまにか西の空の雲に晴れ間ができていた
晴れ間はだんだん大きくなり夕日と雲できれいな空になってきた
まるでがんじが空に上っていくための道じゃあないかこれは
西の空だから沖縄経由だよ。
まったくできすぎだよ。がんじ
クリスマスに荼毘に付し
天国のようなきれいな場所で
火葬を始めたら雪が降り
終わる頃にはきれいな空が見えてるなんて。
こんなことあるか

火葬の空

3人でがんじの遺骨を骨壺に納める
骨ってやっぱり沖縄のビーチのサンゴに似ているなあ
がんじは東京から沖縄の海に行った。
本当の飼い主さんのいるヤンバルに
多頭飼いより一頭飼いが向いている子だった。
クリスマスの日にサンタさんが連れて行ってくれた。
青い海で泳ぎ、白い砂で転げ回り
ガジュマルをかじり、ヤモリを追いかける
君にはきっと沖縄が似合うよ

がんじ。さようなら
さびしいよ。
また会いたいよがんじ。
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