おしぼりコースターの謎

ライブではよく「沖縄出身の人〜〜」とステージから聞いてみるんだよね。でもウチナーンチュはハジカサー(恥ずかしい)して手を挙げないし、ヤマトンチュの沖縄好きがハイハイ〜〜と手を挙げるんで結局どのぐらいウチナーンチュがいるのかがわからない結果になるんだけどさ。まあそれでも顔の感じでなんとなく区別はつく。先日もウチナーンチュだろうなあ〜と思っていたお客様が手を挙げなかったので「あれ、違うんですか?」と聞いたんだけど、彼はしっかりウチナーンチュしかしない行動をとっていたわけ。それは「おしぼりコースタ〜〜」。そうです。ウチナーンチュはおしぼりをたたんで飲み物のコースターがわりに使う習性があるんだよねえ。それは沖縄ではとってもあたりまえなことなので誰も疑問に思わずコースターにしてしまうわけよ。もちろん俺もそうだったよ。居酒屋のテーブルに着くとおしぼりが渡される。手や顔を拭いたあと4つに折り畳む。そしてビールジョッキを置いてコースターにする。その一連の流れは無意識にやっているはずよ。なので内地にでてきたウチナーンチュも人に言われるまでは気がつかずにやっているわけなんだよねえ。

ではコースターがある場合はどうだろう。俺自身どうしていたのかは記憶がないなあ。喫茶店なんかではコースターを使っていたけど居酒屋ではコースターを使ったかどうか覚えていない。テレビの県民ショーの実験ではコースターをどけておしぼりを使っていたそうです。凄いなあ。

おしぼりをコースターにすればコップの水滴がいくら滴ってもテーブルが水浸しになることもないし、飲み物のおかげでおしぼりは冷えて気持ちいいし、テーブルで邪魔にもならない。そういう利点があることはあるのだが、それでも何故、ウチナーンチュがみんなやるのか。テーゲー気質のウチナーンチュがテーブルの水がそんなに気になるのか?いったい誰が始めたのか、いつからあるのか、解らない。

沖縄が暑いからそうするのだろうか?いや、気温なら東京の方が高いし室内でクーラーが効いていれば関係ないだろう。それとも昔、まだあまりクーラーが普及していないときに始まった習慣だろうか。そのときにおしぼりのサービスがあったのだろうか。それともおしぼりではなくて小さいタオルなんかをそういうふうにコースターがわりに使ったとか。沖縄では小さなタオルの贈答品が多いような気がする。〜何周年記念とか印刷されたタオルは実家に何枚もあった。居酒屋でビールジョッキの水滴をタオルで拭いて手や顔を拭く。それで扇風機にあたれば涼しい。そのうちにジョッキの下にタオル敷いておけば冷えて気持ちいいこと気づく。こんなふうに始まったのでは?どうだろう。でもそれが沖縄中に広まるものだろうか。わからん。

追記

このような疑問を藤木勇人さんと話して見ました。藤木さんによるとアメリカの影響でもともとウイスキーはよく飲まれていたので紙のコースターはあったそうだ。そのあとに大和のおしぼり文化が入ってきた。そのあとでコースターが出なくなった時におしぼりコースターが生まれたのでは、とのことでした。コースターが先だったとは。自分も思い出すと子供の頃、父親の棚にはシーバスリーガルだのウイスキーが並んでいたっけ。80年代後半からだんだん泡盛が実力をつけてきてウイスキーにとって変わったと思う。
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