マネーボール 60点

マネーボール [DVD]

DVDジャケはブラピのさわやか感動野球映画というイメージだけど内容はだいぶ違いました。チームを改革していく経営者の話だった。マネーボールという経済学的な理論だそうだ。野球選手の評価を出塁率で再構築。塁に出るならフォアボールもヒットもまったく同じという考えが驚き。数字のいい選手を安く雇うことでコスパを上げる。過小評価されている選手。ケガしてるとか、年齢がいってるとか、素行が悪いとか。そういう選手を集めてチームをまとめる。そしてダメだと思われていたチームはいつしか連勝記録を更新して行く。

しかしこの映画。思いのほかカタルシスがないんだよ。全体的に寂しい孤独な感じの映画なんだよね。勝っている試合でも悲しい音楽が流れてるしねえ。作り手があえてそうしているわけだけど。既存のシステムに新しいやり方で挑んで行くっていうような挑戦的なテーマだから、ふつうに感動作にしてもよかったのに。

ブラッドピッドは総マネージャーみたいな感じで監督よりも権限がある立場。短気だし友達もいないし選手を電話でトレードしまくる姿は株売買のようだった。選手をどんどんクビにもしていくしね。選手の視点から描かれたらこれは悪役になるんだろう。そういう立場に人間が主人公っていうのが新鮮だったよ。組織で上の立場の人は共感するとこ多いだろうね。マネーボールの理論そのものはオタクっぽくて気の弱い分析官が担当。パワフルなブラピと真逆なコンビが凄く良かったね。
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