平良修「イエスと歩む沖縄」

NHK Eテレ イエスと歩む沖縄

素晴らしい番組でとても感銘を受けた。沖縄の牧師「平良修」さん。宮古島出身だそうだ。沖縄の復帰前、米軍占領時代、一番の権力者が「高等弁務官」っていうんだけど、軍人なのに政治的にも強権ふるっていた沖縄の支配者だ。その新しい高等弁務官の就任式の壇上で「これが沖縄にとって最後の高等弁務官になりますように」と神に祈ったそうです。凄い人だ!

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戦前の教育ではとにかく立派な日本人になりたかったそうだ。沖縄人は低く見られていたので、人並み以上の日本人、天皇陛下から褒美をもらえるくらいぐらいでないと沖縄人は認めてもらえない。そんな気持ちだったそうだ。

ちなみに俺の名前「豊岡」(とよおか)はおじいさんが改名したものだ。もともとは「豊見山」(とみやま)だったそうだ。三文字というのは氏族の中では位の低いものだった。それを代えたかったという理由があったようだ。そしてやはり大和風に改名したかったのだろう。そういう時代だった。マジメに頑張っている人ほどそういう気持ちが強かったんじゃないかと想像するんだよね。

戦後には台湾の疎開から戻って、軍国教育な価値観も崩壊した。何を信じていいかわからない中、宮古に赴任した国仲牧師に感銘を受けて洗礼を受ける。

そのときの教会がここ。神社じゃないか〜。神社を教会代わりにつかっていたそうです。瓦も沖縄風の赤瓦だし、首里城みたい。鳥居と十字架が凄いシュールだ。宮古神社というところ。今は普通の神社だと思うけど。漲水御嶽のすぐ側で日本最南端の神社だそうです。こんど宮古にいったら見てみよう。

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その後牧師となりコザに赴任。アメリカに留学したときに黒人の集会に衝撃を受ける。公民権運動で殺された仲間を忍んでゴスベルを歌っていた。「誰も知らない私の苦しみ。イエス様だけが知っている」と。そこに沖縄が重なったという。沖縄で苦しんでいる民衆の側にこそキリストはおられると確信した。

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普天間基地のゲートに夜明け前から立ち、豪雨の中「You are not good neighbors !」のプラカードをもつ。「自分を愛しなさい。そして隣人も自分と同じように愛しなさい」世界のキリスト教徒が隣人愛を実践すればどれほど素晴らしいだろうか。

こういう方こそほんとうに心の底から熱く尊敬する。
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