パシフィックリム 80点

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これはもの凄い。日本物のコンテンツが映画化されるたびに期待しては裏切られてきたのだけど、要は才能のある監督が撮るかどうかなんだよな。パンズ・ラビリンスやヘルボーイ・ゴールデンアーミーのギレルモ・デル・トロ監督ならやってくれるかも、という期待をさらに上回る凄いゴージャスな出来。もう開始10分でお腹いっぱい。画面のギッシリ感が凄い。日本のロボットアニメからこんなものをつくってしまうとはね。巨大ロボが怪獣と戦うという世界をこんなにリアルに描けるなんて凄い。まさにこれが見たかったんだと思わせるものだった。

そしてロボアニメへのリスペクトも忘れない。必殺業「エルボーロケット!」を叫ばせたい。そこを「音声認識」だからというアイディアで実現しているのが最高。今の映画らしくエヴァンゲリオン的な要素もありましたねえ。マコが幼少のトラウマにひきずられて基地内でプラズマ砲を発射しそうになるシークエンスが面白かったなあ。菊池凛子も芦田愛菜も凄く目立っていてよかった〜。クラウドアトラスやスピードレーサー、ギャラクティカなど韓国系の俳優が活躍してるんで、やっぱり日本人俳優がメインで出てくれるとうれしいね。

よくないとこですが、映像が豪華すぎて途中からちょっと飽きてきちゃうんだよねえ。巨大ロボと怪獣がビルを壊しながら戦うよりも、15メートルぐらいのロボットが住宅街でギクシャクと戦うぐらいこじんまりしてたらもっと興奮できたと思うんだけどね。ルーパーやクロニクルを見た時にそういうこじんまり感、インディーズ的な新鮮さがあったんだよね。これは超大作だからしょうがないけど。まあ見て間違いない映画ですね。
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