「7月4日に生まれて」戦争に行ったらこうなる

集団自衛権容認で日本はまたまたアメリカのいいなりになってなんも国益にならない道を進んでしまってガッカリこのうえないこのごろです。ほんと最悪の政権だよね。

戦争なんて遠いことのように思ってたけど案外簡単にそうなるかもしれない。日本を戦争させるにはどうすればいいか。まず広告代理店、マスコミでかっこいい戦争のイメージをつくるんだろうなあ。テレビで国民を洗脳するわけだ。「守りたい人がいる」なんてノリで国を守るために命をかけるっていうイメージかな。もちろんジャニーズやAKBも利用される。自衛隊が大活躍するようなかっこいいCGバリバリの映画もどんどんつくる。

戦争をやってしまったらいったいどうなるのか。その戦争の恐ろしさというのが若い人の間でだいぶ解らなくなってるんじゃないか?

映画の「プライベートライアン」とか「激動の昭和史 沖縄決戦」とか見てほしいんだよなあ。「7月4日に生まれて」なんか、実際に兵士として戦場にいくとこうなる!っていうのがとてもリアルに描かれてて、特に若い人や子を持つ親御さんに見てほしいんだよね。トムクルーズも大熱演で彼の代表作なんじゃないだろうか。

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男に生まれたなら、男らしく、スポーツも勉強もできて、尊敬される人間になりたいわけだ。人が恐れることにも勇気をもって飛び込んでいける。そんなヒーローのようになりたいわけだ。男として生まれたからにはそういう志をもっているものだ。そんな主人公が使命感に燃えて志願してベトナムに行ったのに、現実はそう単純ではなかった。

戦場では住民を殺してしまう。戦闘中の混乱した中、仲間を撃ってしまう。自分も半身不随になってしまう。帰国しても自分の心情を家族にも理解してもらえない。戦場にも行っていない若者が反戦を叫ぶのが許せない。そんな帰還兵の心情を深くリアルに掘り下げた作品だ。

一生車椅子で歩けなくなってしまったことに加えて、半身不随、つまり男として不能になってしまったことの辛さ。母親に「神は俺の死んだペニスといっしょだ」と泣き叫ぶところがあまりにも痛々しい。どうしていいか解らない母親との断絶は絶望的だ。こういうとこがほんとリアルだ。ベトナムに行く前はこんなこと想像もできない。こんなはずじゃなかった。こんな未来がまっているのなら絶対に戦争には行かなかっただろうという後悔。人を殺してしまったことの一生消えない心の傷。戦争に行ったら生きて戻ってもこうなるんだということがよくわかる。

その後メキシコに旅行に行って車椅子の仲間に会い、娼婦を買ってちょっと元気になるところ。ここって実はすごく重要なところだと思う。やっぱり男としての根源的なところから立ち直り、徐々に反戦運動の闘志として生き甲斐をみつけていく。その力強さに感動するんだよね。

戦争に行くと、死ぬかもしれない。手足がなくなるかもしれない。相手も殺すだろうし、罪もない住民を殺してしまってPTSDになるかもしれない。

いったい、なんのために?

アメリカはなんでベトナムと戦争をした?アフガンは?イラクは?
失敗ばっかりのアメリカの戦争

そんなアメリカの戦争を肩代わりするために命をかけるだろうか?
死ぬ価値があるだろうか?手足を失う価値がるだろうか?

ただひとつ、自分の町が侵略され、自分の友人家族が殺されるのなら、戦う。

侵略されたことのないアメリカ。なぜ戦争をするのか。ズバリ金儲けのためでしょ。
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