きっとうまくいく 90点

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うわ~これは面白い。大傑作です。インド映画でこんなのができるなんて凄いなあ~。歌って踊るてんこ盛りの映画ですが、もう「ムトゥ踊るマハラジャ」の時代じゃないんですね。脚本に演出、映像、役者の個性ともに世界最高レベル。発展するインドのエネルギーを感じにはいられない。舞台もエリート大学の話ですよ。また大学がこぎれいで、デザイン的にもセンスいいんだよねえ。

主人公は天才的な頭脳をもった変わり者のランチョー。信仰深いラージュと写真家になりたいファルハーン。この3人トリオの大学生活がえがかれる。

インドも競争社会なんだね。勝ち負けにこだわるよりも好きなことに情熱をもって取り組もうというテーマの映画でした。ドラマが凄く面白い。競争主義の学長が敵役としてでてくるんだけど、停電の中、みんなで協力して娘の出産を成功させるところ、そのあとの「宇宙旅行のペン」のエピソードときたら、とても感動的で、この脚本が凄くいいんだよねえ。

インド映画ならではのミュージカルシーン。これがまたとても凝っている。場所もシャワー室とか、病院なんかでやるんだから流石です。昏睡状態になったラージュを「君を眠らせない~」って歌い踊るって、こんなのありかー

ランチョー役の俳優さん。カイル・マクラクランとトム・ハンクスを足したような顔で魅力的だった。相手役の女性もシェール風な顔にメガネで医者志望。婚礼の民族衣装でスクーターに乗って絶景パンゴン湖を走るシーンは「新しいインド映画!!」という素晴らしいビジュアルだった。

後半は卒業したあといなくなってしまったランチョーを残りの2名が探す。そのときに車で走る道がまた絶景。そしてインド映画らしくたっぷり170分。それでいて中身の充実したハッピーな映画。これはどんな人が見ても楽しめるんじゃないかなあ。監督はラージクマール・ヒラニという方だそうです。今後インド映画からも大傑作がどんどんうまれてくるのかも。
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