Mr.ビーン カンヌで大迷惑 85点

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?! [DVD]

いまさらながらですが、Mrビーンって凄い面白いんですね。
ドラマをちらっと見たことある程度だったので、この映画は嬉しい発見でした。

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まずマッシーはハリウッド大作系はそんなに好きではないんだよね。そういう作品の完成度は素晴らしいのだけど、みんな同じようなノリというか雰囲気というか、ちょっと見ただけで味わいがいっしょなので退屈してしまうんだよなあ。なのでフランスなどの非ハリウッド映画なんか見ると雰囲気が全く違うんでワクワクしながら見れるんですよね。やっぱり作品は作り手の個性が大事なんです。そういう作品で、なおかつ脚本や演出がレベル高いっていうのがマッシーの大好物なのです

「Mr.ビーン カンヌで大迷惑」がまさにそれ系だったとは意外。まったくのノーマークでした。

まずフランスが舞台です。イギリス人のMrビーンがカンヌに行くまでの珍道中なんですね。景色や建物がフランスなんでこれだけでもいい感じです。さらに映像がきれいなんですよね。また演出もしっかりしています。監督はスティーヴ・ベンデラックという方。んー知らない人だ。脚本も知らない人。ローワンアトキンソン脚本ではないのか。でもこの演出と脚本が凄くいいんです。食べ物を使ったギャグとか最後のフィルムを差し替えなどややテレビ的なチープなネタもありますが映像と演出がちゃんとしてるので、しっかりと面白いです。目が覚めるといきなり戦場になっているあのくだりなんてうまいよねえ。車の「ミニ」に乗って旅するとこもロードムービーっぽくてオシャレでした。そしてMrビーンがほとんど喋らない。これがチャップリンなんかのサイレント映画みたいな雰囲気があって、新鮮だった。そう、まさにこれは現代のチャップリン映画なんです。しかも完成度高い。

そして最後が感動なんです。Mrビーンのキャラって知的障がい者っぽいよね。その無垢な感じが最後の感動に繋がってちょっとした奇跡みたいに見えるんだよなあ。最初の磁石を見ながら歩くシーンとラストのビーチが対になってて、無垢なビーンを神様が見守ってるような優しさが溢れたいいラストでした。

コメディー映画としては、マッシーブログで紹介した中では最高の作品だね。「17ティーンアゲイン」と並ぶ、ノーマーク映画の傑作ですね。
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