スノーピアサー 80点

監督は韓国のポン・ジュノです。あまり高い評判でもなかったのでスルーしてたんだけど、いやー、これよかった!これハリウッド映画だとばかり思ってたら、プロデューサーはパクチャヌクとなっているし、制作会社も韓国だし、これって韓国映画なの?だとしたらほんと凄いよ。日本にはこういうことできないもんなあ。うらやましいです。

ポン・ジュノの「グエムル」の怪物のリアルな恐さ。それと、なんかへんな感じ。不可解な雰囲気が記憶にあります。このスノーピアサーにもなんか不思議なテイストがあるんだよね。そこがポンジュノの個性なんだろうか。そのあたりがハリウッドにない味わいでよかったです。

列車の最後尾には貧困層。先頭は裕福層という格差ディストピアSF。「タイム」「エリジウム」など最近のSFでは定番ですね。それでいて氷河期の地球を行くノアの箱船列車という設定が面白い。

革命チームが先頭車両に向かってひたすら突き進むので、勢いはいいのですが、単調になってしまうのではないかと。そこが一番心配してましたが、全然大丈夫だった。次の車両にいくと、意表をついた展開がまっています。特に記憶に残ったのがこれ。小学校ですよ。いきなり。カラフルな教室にテレビからでてきたような、いかにもな女の先生が授業をしている。これまでのヴァイオレンスなノリがガラッと代わって、何これ?という感じ

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ブラックユーモアなのかなんなのか、そういうちょっと変なテイストがテリーギリアムやジャンピエールジュネみたいなとこあって、こっち系だったのかと。いい監督だよなあ。ただ一般受けはしなさそうですが。

最後の列車の謎もかなり不思議な感じ。ラストはバッドエンドなのか人類の新たな一歩なのか?よくわからない。これも新鮮だった。
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