ここに座り込め!

辺野古の現場が解る映像。まずはこれをみてほしい。リーダー山城ヒロジ。凄い男だ。命を削って戦っている。



言葉を解説すると「ウシェーテル」というのは「バカしている」という意味だ。「ウシェーランケー」で「バカにするな」翁長知事が県民大会で言った言葉「ウシェーティーナイビランドー」はこれの少し丁寧な表現で「バカにしてはいけないぞー」。このへん公式には「ないがしろにしてはいけません」とだいぶソフトに訳されています。

また、かけ声の「シタイヒヤー!」は「シタイ!」が「やったー」「よっしゃー」
「ヒヤー」は強調する言葉です(やや乱暴な)。これは日本語でなんだろう。いいたとえが浮かばない。

歌われているのは「ここに座り込め」
自分は今回初めて知りました。マイナー調のメロディがカッコいい。これは自分も三線で覚えておこうと思う。

辺野古のキャンプシュワーブゲート前では連日座り込みが続き資材搬入のトラックの下に反対派が潜り込んだりと体を張った非暴力直接抵抗が続いている。海の上でもカヌー隊が監視や抗議を続けている。

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これに対して沖縄の警察では生温いと警視庁の機動隊が派遣された。同じ県民同士でいがみ合う構図はなくなるかもしれないが、沖縄の歴史もなにも知らないヤマトの屈強な隊員達とやりあわなければいけない。さらに厳しくなる。

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沖縄の戦後の苦労を知る、おじさん、おばさん達が排除されていく光景には胸が苦しく怒りが込み上げる。

「戦場ぬとぅどぅみ」にも出演していた文子さん。86歳。辺野古在住者だ。沖縄戦で火炎放射器で焼かれ死体の血の混じった泥水を飲んで生き延びた。トラックの前に立ちはだかり「私をひき殺してから行きなさい」とまでいう彼女。沖縄戦の悲惨な体験、戦後の苦労があるからこそ。どうか彼女が元気なうちにこの辺野古への強行が止まってほしいと願う。

また座り込みには糸数慶子議員の姿もあった。赤いスーツと白い手袋で座り込む彼女の姿を見て「沖縄にはこんなことまでしてくれる議員がいるんだ」と誇らしい気持ちになった。ヤマト権力にすりよって大臣にまで出世した「島売りあい子」さんとは大違いの本物の議員だ。

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欺瞞に満ちたアメリカ追従の安倍政権は反対派の騒音を迷惑料だなどといって地元に金をばらまく手段に出た。あからさまな分断工作ってやつだ。基地ができれば飛行機やオスプレイの爆音が日常茶飯事になるわけだから、反対派の騒音を比べることがどれだけアホらしいことか。

自分も辺野古に行ったことがあるが、集落や港は凄い静かだった。抗議の行われているキャンプシュワーブのゲートとはだいぶはなれているからだ。あまりに静かで、今日はなにもやってないのか?って思ったぐらいだった。ゲート前の県道も交通量は少ない。

地元には反対運動を快く思っていない人もいるとは思う。辺野古地区は基地容認という立場だと思うのだが、誤解しないでほしいのは「基地はこないにこしたことはない」っていう前提があってのものだ。

小さな地区が日本やアメリカの政策に対抗できるはずもなく、建設させられるのであれば、集落のインフラや将来の為になるようなそういう政策をしてくれという感じのようだ。

映画「戦場のとぅどぅみ」でも反対派に対して容認派のおじさんが言っていた。「じゃあ、あんたがたは棒を持って戦うわけ。無理でしょ。反対なんかしたって無駄だよ」と。実際、棒をもって戦えば鎮圧され逮捕され過激派の烙印を押される訳だから、結局政府には勝てない。

今、行われているのは「非暴力直接行動」という暴力を使わないギリギリの抵抗だ。この現場がテレビや新聞で報道されることに意味がある。もちろん無駄ではない。その土壌があってこそ、人が集まり、想いを分かち合い、運動を継続させる。
その種火があるからこそ大きな運動に燃え広がるのだ。11日には500人もの市民が集まって機動隊を一度は押し返したそうだ。県民が初めて勝利した瞬間。もっと集まれば必ず勝てる。

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しかし辺野古は那覇からも1時間と遠いし、資材搬入を止めるの朝の行動となればなかなか人は集まれない。そこが大きなネックだ。

これが普天間基地や嘉手納基地だったらどうだろう。辺野古よりははるかに多くの人が集まると思うし、アメリカにとって最重要の嘉手納のゲートを県民が包囲する事態となったら、確実に辺野古はとまる。沖縄にとって最後の手段だろう。セルラードームで行われた県民大会には翁長知事を熱く支持する5万人が集まったのだから、1000人ぐらいが連日集まることは可能ではないだろうか。

こういうことができなければ分離独立しかなくなる。

独立か?っていうのはよく記事になっている。センセーショナルだからだろう。しかし沖縄が独立する確率はとても低いし、県民も多くは望んでいないだろう。実際独立したら、アメリカ、日本、中国のはざまで立ち回らなければ行けない。自分も独立は反対だ。だけど心の底に「独立してやる」っていう気概を持つことは素晴らしいことだ思っている。

ダメなのは植民地根性で長い物には巻かれろっていう輩だ。そこに沖縄の未来が見えない。米軍基地と観光とは相性が悪い。911の後で沖縄の基地の警備が強化され、テロがおきると言われ修学旅行なんかが一斉にキャンセルになった。いざ戦争となれば観光はすぐに打撃を受ける。沖縄の未来が基地か観光かと問われれば、そりゃ観光にきまってる。あたりまえだ。

辺野古の対岸にはカヌチャベイという大きなリゾートがある。ここも基地ができれば観光客に影響がありそうだ。

ちなみに警視庁機動隊はこのカヌチャに宿泊しているという。県民いじめてリゾート暮らしかよ!沖縄を弾圧する人々を沖縄がおもてなししないといけないとは惨めなもんだ。

うれしいことは、辺野古の現場のリーダーである山城ヒロジさんが復活したことだ。悪性リンパ腫を乗り越えてのことだった。ヒロジさんはネット動画でしか知らないのだが、とても魅力的なリーダーで、映画の中では警察に対して、「君らもこんな仕事止めて、こっち側に来い。君らほど体力があればすぐに幹部として採用する」といって現場で笑いをさそっていた。警察からも慕われているような人物なのだ。まちがいなく沖縄抵抗の歴史に名前を刻む人物だ。

ヒロジさんはこう語っている「翁長雄志知事が身を張って命を張って声をあげていることを支える。知事は僕たちと考えが一緒なんですよ。涙が出るくらい感激する。やっとこんな知事が出たかという想いです」現場は大変だが沖縄の大義をしょっているっていう思いが運動を継続させているのだろう。

翁長知事の夫人も現場を激励しにきたそうだ。万策尽きたら夫婦揃って座り込むと約束しているという。知事は本当に体をはってでも安倍ブルトーザーの前に立ちはだかるという気概が見える。こんな本気の知事がいることはウチナーンチュとして誇らしい。

今沖縄で起こっていることは戦後史に残る抵抗運動だ。「島ぐるみ運動」や「コザ暴動」と並ぶ歴史だ。山城ヒロジや翁長雄志は沖縄史に刻まれる人物だ。そんな時代を共に自分は生きている。

ライト独裁のほうがいろいろ決められていいって言った方がいる。とんでもないと思う。ライト独裁者によるライト弾圧、ライト暴力。ライト植民地。

ライト差別のネトウヨから本物レイシストの在特会がでてきたし。

今沖縄はライト民族紛争状態なのだと思う。安倍独裁政権がこのまま引かなければほんとうの民族紛争になる。

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