キースエマーソン追悼

168205_10154051972678410_1258577037571362135_n.jpg

なんということだ。キースエマーソンが亡くなってしまった。拳銃自殺とも伝えられている。衝撃だ。71歳とはいえまだまだ現役バリバリな感じだったのだが。

指が動かなくなる病気だったらしい。2本が動かなくなっていた。でもエマーソンほどの達人なら8本でも全然弾けそうな気がするのだが。

それを苦にしての自殺?なのだろうか。悲しすぎる。きっとウツとか、そういうこともあったのでは。

エマーソンはロックキーボードの最初にして最強、最大の巨人だった。とんでもない大天才だった。ロック界で彼と比較できるのはフランクザッパ、ポールマッカートニー、マイクオールドフィールドぐらいだろうね。

プログレッシブロック界のキーボーディストとして、イエスのリックウエイクマンと比較されるけど、ウエイクマンもすばらしいキーボード演奏を沢山残してくれてるんだけど、エマーソンは化け物かっていうぐらい凄かったと思う。彼の作品群に対抗できるキーボードアルバムはパトリックモラーツの「i」ぐらいしか思いつかない。

自分も、もともとキーボーディストだ。当然凄い影響を受けた。しかしエマーソンの音楽は難しすぎて弾くことはできなかった。「ナットロッカー」だけはなんとか頑張ってやってみたりしてた。

キースエマーソンを振り返ってみる。

「石を取れ」。美しいピアノだよねえ。ドラマチックーー!!ジャズ的だけど、やっぱプログレ的な美。名曲だ。グレッグのボーカルもあって「キングクリムゾンの宮殿」の延長にあるような楽曲。このライブでは途中からすんなり4ビートジャズトリオに変身するのが面白い。クラビネットでジャズってのも珍しいし、カールパーマのジャズドラムも新鮮だなあ。



「タルカス」曲として一番最高なのはやっぱこれだろうね。重戦車のようなフレーズがたまらん。エレキギターのいないキーボード主体のバンドなのに、パワーで勝負ってのがすごいよなあ。ムーグシンセサイザーの怪獣の雄叫びのようなフレーズが素晴らしい。これ、エレキギターでもサックスでも合わないよね。まさにムーグのためのフレーズだな。



「トッカータ」エマーソン最大の業績は現代音楽の荒々しさをロックに持ち込んだことだと思います。こういう無調メロディをここまで消化したロックミュージシャンはいなかった。美しいクラシックだけではなく荒々しいクラシックをロックと融合させる。現代音楽とロックの架け橋だったよねえ。原曲を作曲したヒナステラという方もEL&Pのアレンジは絶賛だったそうだ。



「展覧会の絵」なんだかんだいってこのアルバムが一番好きかもしれない。最初に聞いたアルバムもこれだった。EL&Pの音楽はライブ向きだと思うんだよね。特にハモンドオルガンを揺らして悲鳴みたいな音を作るクライマックス。この部分は音楽的にも凄くハマっていて、もう奇跡的な展開になっている。



「ホウダウン」エマーソンはカバーのセンスが抜群だよね。コープランドの原曲を聞くて、よく、こんなふうにかっこよくアレンジしたなあって思う。72年、伝説の雨の「後楽園球場」のライブです。これってテレビでも放送されたんだね。しかも生中継ではないですか。凄い時代だったんだなあ。カメラの雨避けのビニールがソフトフォーカスみたいでサイケ。「オリエント時計」とかはいるスポンサー名が、当時にタイムスリップしたような臨場感を味わえる。



「悪の教典#9」代表作だよねえ。もう凝縮感が凄い。お腹いっぱい過ぎる。自分は特に「第二印象」が好きなんだけど、ライブがなかったので「第一印象」を貼っておきます。キースエマーソンバンドでマークボニーラがVo。この方もいいですねー。



「庶民のファンファーレ」これもコープランドのカバー。無理矢理演奏時間を伸ばした感じがあるんだよね。でもそれが不思議な高揚感を生む。



エマーソンの創作の頂点はこれかも「ピアノ協奏曲第一番」



EL&Pの最後の集大成。オーケストラと共演の「海賊」これ以降はボツ曲集の「作品第二番」と「ラブビーチ」へ。EL&P解散。



幻魔大戦の音楽をなぜか担当したのだけど、この曲なかなかいい出来です。80年代前半の感じが貴重だなあ。なぜかフェードアウト。



こういう女性ボーカル歌ものってエマーソンには珍しい。エマーソンには一般向けなヒット曲がないから、この曲はもっとヒットしてもよかったかな。



コージーパウエルを迎えて「エマーソンレイク&パウエル」になって復活。エマーソン後期の傑作。プロレスのテーマ曲として一番知られているかもね。ファンファーレ路線はちょっと恥ずかしいけど、全体の展開がすばらしいアルバムだった。



ファンだという小倉さんが大喜びのテレビ出演。マークボニーラとスタジオライブ。



タモリの音楽は世界だ。難波ひろゆきさんと。



縦て回転ピアノ。フライングピアノ

スポンサーサイト