ウォーキングデッド90点

Amazonプライムでウォーキングデッド、シーズン5まで見ましたーーー!!

面白い!。もうこれはドラマとか映画とか関係なしに、今まで作られたゾンビものでも最高のものだね。「28日後」よりもいいかもしれない。正直そんなに期待してなかったから、この面白さは驚きでした。

ゾンビ映画はこれまでにあまりにも沢山作られてきたから、もういいものなんか作れないと思ってたけど、まさかの正統派でこんな傑作にであえるとはね。

フィルム撮影だそうですね。16ミリ。それでこんないい感じになるんだろうか。

またロードムービーのような感じもあるよね。

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このドラマはじゃっかん地味というか、一般市民目線のリアルさがあって、それでどっぷりと作品世界に入り込んでしまう。ときどき「えーーーー」というような予想外の展開がおきて、それが中毒になっていく。

メルルの手錠をはめたまま置き去りにしてしまった、あの後味の悪さあたりから、だんだん引き込まれていったかも。極限状態でおこる、究極の選択。人間の本性。この脚本はかなり凄い。

シーズン1、シーズン2と一気に見て、あの「納屋のエピソード」あたりでノックアウトされてしまった。シェーンの暴走で、あんなことになって、そこでさらに、あんなことになってしまう。もうそこにいる人と同じように、自分も画面の前に崩れ落ちるような感覚だった。

やや派手になったシーズン3の「総督」の話とかは逆に自分は面白くなかったかなあ。「総督」のいかにも怪しい悪役って感じが、どうもフィクション風味になってしまってね。それでもやっぱり見続けることにになる。

ゾンビだけだと限界があるので、本当は人間が恐いみたいになっていくのはゾンビものの常だよね。でも対人間になると、ゾンビ関係ないじゃんーーってなりがちだけど、そのへんもうまくバランスとってるよね。ゾンビが徘徊する世界。無秩序の弱肉強食の世界。

雰囲気がブレイキングバッドとも似てるかもねえ。ドキュメントな感じというか。音楽もあまり使われないしね。アメリカの田舎が舞台で、こじんまりとした、シーンとした感じ。演出がうまいよほんと。監督はいろんな人がやってるみたいなんで、アメリカのテレビ界もレベルの高い人がごろごろしてるんだなあ。

ゾンビはかなり弱く設定したよねえ。車の窓ガラスを割れないっていう弱さ。フェンスなら全く大丈夫。でも大群でこられると防ぎきれないっていう絶妙のバランス。

主人公達がだんだん強くなっていく。最初は数人のゾンビにやられてたのに、後半はゾンビが一人くらいならほっとくみたいな。キャロルなんて別人だ。最初はDVの夫におびえる主婦だったのに、一人で陽動作戦するわ、子供に脅しをかけたり、心理戦も狡猾だわ、それでいて母性もあるという、すごく独特のキャラになった。少年だったカールもどんどん大人になって、声変わりしてきて、少年なのにタフガイな感が、まさにウオーキングデッドの中で成長していったねえ。

キャラをじっくり描いていけるのがドラマの強みだよねえ。韓国系のグレンが活躍してくれるので、自分もこの世界にはいりこみやすかった。

シーズン5まで見て、今はスピンオフの「フィアー ザ ウオーキングデッド」を見てる。

あまりにもゾンビを見すぎてて、現実の日常生活で「あ、ゾンビ?」って思うようになってしまった。
ウオーキングデッドの後遺症「あるあるーー」

●千葉の別荘地ミレーニア勝浦。アメリカの住宅地っぽいんです。その風景をみていると、向うからゾンビが歩いてきそうな気が。どう戦うか考えてしまう。

●テントの中に群がる人々。納屋に閉じ込められたゾンビか?実はイベント会場に作られた喫煙コーナーでした。

●暗闇のテントの下に無数の人々の影が。お花見で雨にふられて傘のない人々がテントで雨宿りでした。

●夜道を歩く酔っぱらいはもうゾンビにしかみえない。すれ違い様に襲ってきたらどうしようとか考えながらすれ違う。

●アクアラインの渋滞中。車がノロノロとしか進まない。「今ゾンビがきたらどうすればいいか?」ついつい考えてします。非常用トンネルだとゾンビに挟み撃ちにあいそうなので、トレーラーのコンテナの上によじ上るほうがいい。

なんてね、もう70話くらいのゾンビストーリーにはまったわけだから、自分の人生、こんなにゾンビについやしていいのかーともおもいつつも、中毒になってします。すばらしい傑作ドラマですね
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