「うりずん」と「若夏」

「うりずん」の季節ってどんな感じ?なんとなく「春」っていうことは知ってるけど、ちゃんと知らなかったので調べてみた。沖縄での季節感覚がだいぶ遠のいてしまったマッシーです。

ずばり、麦穂が出る時期。旧暦の2月3月が「うりずん」だそうです。

うりずんの花 テッポウユリ
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と、いわれても農業や旧暦から離れてしまった自分にはイメージわかない。それに麦穂、いったいいつ出るんでしょう?
昔の生活なら農業とか大事だからさ、そういうのが祭りとか行事とか密接に結びついてた。旧暦とかね。旧暦の2月3月なら新暦ならだいたい3月4月なんだけど、年によって変わるから分かりにくい。

あと、春分の日から梅雨の間が「うりずん」っていうのもあった。これならわかりやすい。
昼と夜が同じ長さの日から梅雨までの季節。沖縄で梅雨っていうのはゴールデンウイークと被る。
ということは3月20日ごろからゴールデンウイークごろまでが「うりずん」。だいぶ掴めてきた。
沖縄の気温は20度から25度ぐらい。服装的には薄手の長袖→半袖&短パンぐらい。
「うりずん」とは「潤い初め」が語源らしいので、冬から暖かくなってきて、雨がちょっと降ったりする感じだろうか。

てことは「うりずん」イコール「春」でいいんじゃない?
ところが沖縄の古語には「春」がないそうなんだよね。
東京の春みたいに「桜」や「新緑」とかはっきりしてないから「春」っていう概念が薄いのか。
春っていうよりも初夏っていう感じが強かったかも。

うりずんの花 アマリリス
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また似た言葉で「若夏(わかなつ)」ってのがある。
こちらは初夏ってことでいいと思うけど「うりずん」と「若夏」は結構混同されてる。
若夏(うりずん)なんていう表記もあるから「うりずん」の日本語が「若夏」って思われてたりする。
「若」の読み方が「うり」なのかと俺も思っていた。どうなんでしょう?

こちらは稲穂の出る時期。旧暦の4月5月ということです。新暦なら5月6月だろうか。
これは梅雨の時期とも重なります。「冬」→「うりずん」→「梅雨&若夏」→「夏」という感じだろうか。
単純に4月が「うりずん」5月は「若夏」でもいいのかもね。

忘れては行けないことは「うりずん」と「若夏」の時期こそが沖縄戦のおこなわれた時期なんですね。米軍の慶良間諸島上陸が3月26日。沖縄本島に上陸が4月1日。牛島中将自決が6月23日で慰霊の日になっております。

うりずんの花 月桃(サンニン)
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