二胡と三線で「ティンサグぬ花」

二胡という楽器に初めて触ったのはいつだっただろう?30歳ぐらいの時か。当時はエスニックアンビエントハウスバンドをやっていて、シンセを担当してた。ボーカルの子はクラシック出身だったんだけど、二胡を持っていて、もう使ってないっていうから自分のレインスティックと交換した。初めて二胡を触った瞬間から、その面白さに虜になったよ。まず擦って音を出すっていうのが楽しかった。古いラジオの音みたいなアナログな音色が琴線に触れた。そして、真っ先に思ったのが、これで「ティンサグぬ花」が弾けるようになりたいってことだった。



ティンサグ(ホウセンカ)の花を爪先に染めるように、親の教えを心に染めなさい。沖縄の教訓歌、子守唄、童歌だ。沖縄にとって母親のような歌だ。日本の歌に例えるなら「サクラサクラ」なんかが一番近いんじゃないだろうか。もし沖縄の国家を決めなさいとなったら「ティンサグぬ花」は真っ先に候補になるだろう。それくらい大事な歌だ。

二胡と三線、ピアノなんかでシンプルに作ってみた「ティンサグぬ花」シンプルなメロディーの繰り返しだから、4分のインストにするのは難しい。あまりドラマチックな変化を加えると、この曲の素朴な美しさが霞んでしまう。

絵は中国とか、水墨画とかをイメージして描いたもの。だいぶ前のものだ。沖縄とは関係ない絵だけど、この曲にマッチしてるんで組み合わせてみた。絵の中に鳳仙花や沖縄のヘゴヤシとか描けばもっと良かったかも。

thinsagunuhanabanner.jpg
スポンサーサイト