涙とハッピーエンドのテンペスト下巻

テンペスト下巻、読み終わりました。最後は涙々の大終焉。そして読者の誰もがこうなってほしいと思うようなハッピーエンドでもありました。いや〜ほんと面白かったよ。19世紀後半、幕末の沖縄から見たアジアの歴史、琉球王朝の最後がこんな激動のドラマになるんだねー。 後半で最高のキャラは悪役の聞得大君(きこえおおきみ)最初は王族神の神女として権力を欲しいままにしていたのだが王朝を追放された後は転落の人生。落ちるところまで落ちていくのだが、本来の性格の悪さと傲慢さはいっこうに変わらないというなんともたくましい性格。でも泣かせるエピソードもちゃんとあって悪役なのに憎めないんだよね。最後の最後に主人公「真鶴」と行う神事はこの壮大な物語の最後を飾るにふさわしい感動的なシーンだった。 主人公が完璧すぎる分、悪役に強い個性を持たせ、なおかつ読者に嫌われないように人間的なエピソードもいれていく。そういうキャラの描写がうまいんだよね〜。魅力的な悪役。龍馬伝だったらの「龍馬」に対する「岩崎弥太郎」。アグリーベティの編集長ウィルミナとか。そういうキャラクターをいかに作り出すかというところが作家の腕のみせどころなのかもしれない。 今夜のライブ 11/6(土)かなぐすく(鶴見) 横浜市鶴見区鶴見中央4-24-2/045-501-3513/500円/19:40
スポンサーサイト

コメント

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。