ウーマンラッシュアワー

村本「アメリカに思いやり(予算)を持つ前に!」

中川「沖縄に思いやりを持てーー!」

村本「ようこそ沖縄へ!」



THE MANZAI というメジャーなお笑い番組でウーマンラッシュアワーが怒涛の政治ネタをやった。やりきった!そしてカットされずに放送された。快挙だ。
これを見ていた多くのウチナーンチュが泣いたと思う。俺も涙が出た。

沖縄はずっとずっと基地反対を表明し続けている。何万人も集まる集会をやったり、基地反対の議員を当選させたり、アメリカにも何度も行ってるし。しかしこれで日本の世論が大きく動くことはない。日本人の多くはなんとなく自民党を支持して安倍政権を存続させて、沖縄弾圧を黙認し続けている。それにひたすら耐えて、ゲート前で少しでも工事を遅らせるために毎日座り込む人々がいる。

沖縄には毎年たくさんの観光客が来てくれるし、沖縄を好きになってくれる沖縄ファンも大勢いる。それでも、「沖縄に基地が多すぎるのはないか?」「全国でもう少し米軍基地を負担すべきではないのか」「そもそも海兵隊の基地が日本に必要なのか」そういう議論が沸き起こることはない。

日米安保を支持しながら7割もの米軍基地をあの小さな島にぎゅうぎゅうに押し込んでいる。基地が多すぎるから事故や犯罪が絶えることがない。それを無関心というカーテンで見えないように覆っているのだ

ウーマンラッシュアワーの漫才は沖縄のこういう抑圧された思いを代弁してくれていた。沖縄だけではなく原発や熊本など日本の社会問題をストレートにぶつけた。凄い迫力だった。これに対して、笑いとしては笑えなかった、みたいな批判もあったけど、もうお笑いとか、なんだとかいうのを超えて、命をかけたような、爆弾のような、そういう迫力に圧倒された。なんといっても感動した!

社会不安がどうしようもないような状況が続くと、抑圧の中から、それを跳ね返す文化が生まれる。沖縄なら「お笑い米軍基地」という公演がある。アメリカのスタンダップコメディアンは政治風刺も多く、人種差別ネタや政権批判など当たり前だという。村本はそういうスタイルのお笑いを初めて日本のお茶の間でやったのかもしれない。

村本はツイッターで基地反対派を「偽善者のクズ」呼ばわりしたこともあるし、「カマ野郎」っていうのもあったし、ちょっとどうなの?って思う発言もよくするのだが、こういう一般視聴者向けのテレビ番組で、ここまで直球な批判をやりきったのはほんと凄い。これに刺激を受けたアーティストは多いと思う。村本だけにかっこつけさせてたまるか、っていうラッパーやアーティストがどんどん出てきてほしい。

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