昔の沖縄のマンガ喫茶
- 2010/11/22
沖縄にはもともとマンガ喫茶があったさーね〜。それが、いつごろから出来たのかは覚えていない。80年代にはすでにあったのかな〜。あるのが当たり前だと思っていたよ。
自分が18才ごろによく通っていたのが那覇市の開南「せせらぎ通り」っていうところにあったお店。たしか「せせらぎ」っていう名前だったかな〜。マンガ喫茶といっても最近のボックスタイプっていうの当時はなかったよね。普通の喫茶店に棚があって、たくさんマンガがあるという感じ。そこはお店の感じも良かったし料理も美味しかったな〜。バジルのパスタなんていう当時としてはおしゃれなメニューもあったな〜
そこで「デビルマン」「漂流教室」「がんばれ元気」「火の鳥」なんていう傑作の数々を読んだんだな〜。当時「アキラ」に衝撃を受けて以来、マンガの世界にドップリ使ってたんだよね〜。そのころに読んだものは自分の人格形成に大きな影響を与えているんじゃないかと思うぐらいなんだ。
沖縄は離島だから雑誌の発売日が遅れる。船便で届くからね。マンガ喫茶は航空便を使って最新のジャンプなんかをいち早く取り入れるんだよね。それが売りとして始まったんじゃなかったのかな〜。ワーはもう読んだバーヨ〜みたいなね。
それでも沖縄でのマンガ喫茶は数千冊が限界だったと思う。発祥の地である名古屋では数万冊のお店があると聞いてうらやましく思っていたよ。さすが喫茶店先進国だな〜とね。
1990年に東京に出てきたときにマンガ喫茶がないのが不満だったんだよね。でもしばらくして新宿の紀伊国屋の地下にお店ができたんだ。「ヨムヨム」っていうお店。広い店内になんと2万冊ぐらいあったかな。東京はやっぱり凄いと思ったよね。そこにもよく通いましたよ〜。それからあちこちにマンガ喫茶ができはじめたんだ。
そのうちマンガ喫茶はボックスタイプのチェーン店ばかりになってしまった。なんだか押し入れの中にこもっているみたいであまり好きではないんだけど。昔の喫茶店スタイルでマンガの在庫も店によってバラバラな昔の沖縄のマンガ喫茶がなつかしいな〜。
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